予約するより直接来院のほうが早い

2017.08.27 Sunday

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    みなさん、こんにちは!
    長野市「みやじま内科クリニック」の院長宮島です。

     

    突然ですが、最近反省することがありました。

     

    咳の風邪で通院中の患者さんがいらしたのですが、朝イチから体調が急に悪化したため当院の予約ページを見たけど、予約がいっぱいなので13時に予約を入れた、それまで5時間我慢していた、と。
    拝見すると息苦しそうで軽い肺炎になっておりました。


    このように「早朝から重症だったけど予約時間を待っていた」という方を立て続けにお二人経験したのです。

     

    これは当院の説明不足が原因であります。まことに反省しきりなのであります。

    すみませんでした。

    がん予防の話

    2017.06.25 Sunday

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      不謹慎かもしれませんが、この時期ですので癌、特に癌の予防と早期発見について記したいと思います。
      なぜなら、今が一番話に耳を傾けていただける時期だろうからです。

       

      医学が進歩したといわれる現在でも、「癌」は進行してから根治するのが非常に困難です。
      癌をできるだけ避けたいと思ったら、ヾ發陵祝廟楴錣鬚垢襪、∩甦治療するか、しかありません。

       

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      ◆癌の予防接種
      癌を防ぐワクチンは現在2種類あります。B型肝炎ワクチンと子宮頸がんワクチンです。

       

      思ったより怖いインフルエンザ

      2017.01.07 Saturday

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        インフルエンザは日本では毎年およそ12月から3月まで流行し、国民の10人に1人(総数1千万人以上)が感染し、直接的または肺炎などの合併症により間接的に死亡する方を合わせると毎年数千人から1万人超の死者を出す怖い感染症です。
        今回はインフルエンザ治療薬と予防接種についてお話ししたいと思います。

        現在使用されているインフルエンザ治療薬は、インフルエンザウイルスの増殖スピードを抑える効果があります。つまり「今以上に増えないようにする」薬です。直接インフルエンザウイルスを退治してくれるわけではないので、その効果は限定的です。また、インフルエンザウイルスは発症後48時間程度で増殖が完了し、その後は増殖済みのウイルスがつらい症状を引き起こします。したがって、48時間以内にインフルエンザ治療薬を使い始めないと効果がありません。


        実際の効果は、予防接種未接種のインフルエンザ患者さんは平均約5日間の高熱が出ますが、インフルエンザ治療薬によりこれが平均約3.5日に短縮するとされています。また、インフルエンザ脳症や肺炎合併などの重症化、さらには死亡数を減らす効果は証明されていません。「特効薬」と呼ぶには程遠い状況です。

        一方、予防接種にはこの重症化を防ぐ効果があります。発症を7〜9割少なくし、重症化を3〜7割減らし、65歳以上の死者数を8割減らすという報告もあります。インフルエンザウイルスを退治してくれるのは人間の免疫(抗体)だけですが、予防接種をしておくと発症前から抗体の準備ができているため、ウイルスが増えるはじからこれを退治してくれるのです。


        そのため予防接種をした方が発症しても発熱や症状は軽く、有熱期間は平均2〜3日程度、治療薬を併用すると1〜2日程度になります。「予防接種を打ったけど罹った」とこぼす方もいらっしゃいますが、実際には発症の確率は半減しており、発症後の症状も軽く済んでいるのです。今年罹った方もこれに懲りずに来年も予防接種をお勧めします。

        重症化しやすいのは、乳幼児、65歳以上の方、妊婦、基礎疾患のある方(慢性の肺の病気、気管支喘息、心疾患、糖尿病など)です。また、妊婦が感染すると流産や早産が増え、胎児の脳に後遺症が残った例も報告されています。
        予防接種はインフルエンザ治療薬よりも強力な「特効薬」です。これらの方やその身近にいる方は、予防接種を受けて、正しい知識でインフルエンザシーズンをうまく乗り切りましょう。

        最後に、解熱鎮痛剤の中には症状を悪化させたり脳症の発症を増やすものがありますので、インフルエンザ感染の可能性が否定できない時期にこれらを使う場合は医師や薬剤師にご相談ください。

         

        JUGEMテーマ:健康

        日本では正しい医療情報が少ないのでは?

        2016.09.22 Thursday

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          みなさまこんばんは!
          長野市「みやじま内科クリニック」院長の宮島浩人です。


          急に寒くなった今日この頃、皆さまお風邪など召されておりませんでしょうか?

           

          さて、現在全国的に日本脳炎ワクチン(予防接種)と麻疹・風疹ワクチンが不足気味です。
          日本脳炎ワクチンは化血研の不正製造事件と震災のために製造量が落ちているためですが、麻疹・風疹ワクチン不足はこれに加え「麻疹・風疹ワクチンブーム」で品薄になったことも影響しています。ここ数か月の麻疹の集団発症事案のせいで全国的に麻疹ワクチン接種希望者が殺到したのです。

           

          ※余談ですが化血研不正事件と震災のせいでインフルエンザワクチンも今年は絶対量が少ないのです。ご希望の方はお早めに。

           

          そもそも、予防接種だけでも、

          ※※※※※※※※※※※※※※※※※※

          (1)麻疹・風疹・おたふく(流行性耳下腺炎)の抗体は予防接種してから(または感染してから)10〜15年経つと消えてしまう。
          (「免疫は一生もつ」という俗説は現在では間違い。現在では、というのは、過去では正しかったからです。詳細は省略。)
          →だから10〜15年に1回予防接種を受けなければならない。でもみんな知らない。

           

          (2)同様に破傷風も消えてしまう。
          →土いじりする人は1〜数年ごとに受けなければいけない。でもみんな知らない。

           

          (3)B型肝炎ワクチンを自費で受けたほうがいいのに、多くの日本人は受けていない。
          →自分で自費で接種しなければならない(お金を払っても是非接種するべき)。でも多くは知らない。
          (WHO加盟国の92%がB肝ワクチンを定期接種化しているのに、日本は遅れに遅れやっと今年から始まった。しかも対象は2016年4月以降に生まれた子のみ。他の人は救済されず。)

          ※※※※※※※※※※※※※※※※※※

          など、“医療関係者には当然の話でも一般人は初耳”的な話はいっぱいあります。


          本来、政府や医療関係者はこれらの「医療関係者には当然の話でも一般人は初耳的な話」を正しい知識としてもっと広報すべきです。

           

          以前の平成19年にも麻疹が流行したことがありました。この時も麻疹ワクチンは全国的に不足しました。これによってお国は中1生と高3生に6年間の期間限定で麻疹ワクチンを緊急接種しました。
          しかし、、「大人もホントは接種が必要だよー。でも公費では負担しないから自分で打ってねー」ということは言いません。言ったのかも知れませんが多くの人は聞いていません。

           

          本来なら、あれをいいきっかけとして「麻疹も風疹もおたふくも10〜15年経つごとに自費で受けてねー」「B型肝炎ワクチンも2016年4月生まれ以降の子供には公費で接種するけど、ホントは国民全員に必要だよー。自分お金で打ってねー」とか大声で言うべきなのです。「自費でもちゃんと打とうね!えーしー!」とか毎月毎月CMすべきなのです。
          マスコミも効果のないサプリを繰り返すテレビショッピングや、嘘混じりの大げさな健康情報で荒稼ぎする雑誌やテレビなど業界の自助努力で消し去って、「日本国人に絶対本当に役立つ本物の情報をお届けします」とかの気概を見せましょうよ。

           

          そうしたら良識人はこの8年間で自費でちゃんと接種して、最近の麻疹の流行は防げたかもしれないのです。毎年1万人の新規B型肝炎患者を生まずにすみ、世界からバカにされることもないのです。

           

          もっと毒づかせていただくと、絶対に効くことのないグルコサミンや健康を壊すだけのサプリメントに数万円払うなら、そのお金で予防接種したほうがずっとお得です(ちなみに自分は専門科の関係でサプリの肝機能障害ややせ薬の薬剤性肝炎を嫌というほど診てきましたし、現在も毎月毎月発見しています)。

          お子さんにおいしいもの食べさせよう、きれいな服を着させようという気持ちもよくわかりますが、5千円×3回のB型肝炎のワクチンをプレゼントしてあげたほうがずっとずっと役に立ちますし、人生にとってお得です。

           

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          さて、ひとしきり吠えたところで、大人の事情で話を変えましょう。

           

          当院では、上記のような「「医療関係者には当然の話でも一般人は初耳的な話」をお手製のパンフレットにして院内の各所に置いてあります。
          ご興味のある方は是非お手に取ってご覧ください!

           

          以上大人の事情、おわります。

          (いやらしー、と思った方はこちらをクリック→ 【いやらし】)

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          では皆さま、季節の変わり目です。お風邪など召されませんよう!

          スギ花粉飛散量 まとめ 2016

          2016.05.08 Sunday

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            みなさま、GW最終日の今日、いかがお過ごしでしょうか。
            長野市のみやじま内科クリニック院長の宮島です。

            (いきなり余談ですが。マスコミなどでは「最大10連休」などと喧伝されますが、いったいどのぐらいの人が「10連休」なのでしょうか。あるインターネット調査ではその割合は6.3%。耳にする割には実社会を反映していないのは世の(かの業界の)常なれど…ちょっと安心しました)

            さて、シーズン前には「例年より少なめ」との予測が多かった2016年のスギ花粉の飛散量についてです。

            予想に反し、当院ではスギ花粉症の患者さんは例年比1.5倍でした(おおよその感覚)。
            3月中旬の2週間は、予約枠はすべて埋まり、順番待ちを選択された患者さんは2時間待ち、という状況でした。
            (付け加えますと、当院では通常の時間帯予約が埋まると昼休みや午後18時半以降の時間帯予約をリアルタイムで次々に開けていきます。したがって、時間帯予約が埋まり切ってしまうことは基本的には無いはずなのです。3月中の2週間はこれらの時間帯も全て使い切ってしまいました。)

            では実際にスギ花粉飛散量はどうだったのでしょうか?
            環境省花粉観測システム「はなこさん」の情報を見ると…

            一目して、長野市のスギ花粉飛散量は例年よりだいぶ多かった!、ようです。

            かくも予測というのは難しいのでしょう。

            スギ花粉症の皆様も努々盲信なされぬよう、来年に生かしてください。

            では「10連休」最終日、お楽しみください!

            JUGEMテーマ:健康