「転石苔を生ぜず」

2017.04.16 Sunday

0

    「転石苔を生ぜず」

     

    あるテレビCMで見た言葉です。

     

    意味は国によって違って、
    1)活発な活動を続けている者は、いつまでも古くならないことのたとえ。
    2)一か所に落ちつかない者は大成しないことのたとえ。
    だそうな。
    良悪真逆じゃん。

     

    ◇◇◇◇◇◇

     

    「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」

    進化論を著したダーウィンの言と流言される諺です(実際は違うらしい)。

     

    ◇◇◇◇◇◇

     

    みなさまこんばんは!長野市高田のみやじま内科クリニック院長の宮島です。

    ところで私は、「トライアンドエラー(試行錯誤)」とか「PDCAサイクル」とか好きであります。
    職員に頻繁に声がけするのは「取り敢えずやってみよう、やってダメなら修正しよう」であります。
    厳しくは、やってみてダメだったことは叱責しませんが、やらないことに対しては叱ります。

    もちろん同様に立ち止まっている自分がいたら叱咤激励するのであります。

     

    さて、当院は父から継承して早や10年、新診療所を建てて丸3年ですが、その間やってみたことは数多くあります。

     

    ------

     

    旧建物で普通の蛍光灯だった院内をすっごく明るくしました。

    2畳ほどの玄関スペースに8畳用の明かりを灯し、待合室を覆うスリガラスを全面透明にもしました。
    自分が買い物に行くときに、薄暗い店より明るいくて中が見える店のほうが入りやすかったからです。
    これは概ね好評でした。

     

    玄関に脱ぎ捨てられている靴を職員が徹底的に下駄箱に入れるようにしました。

    靴が散乱している入り口は新患の患者さんが気後れするだろう(常連さんだけで賑わっている印象で)と考えたからです。
    これはまずまずの施策でしたがご老人が靴を履き間違えて帰るという誤算を生みました(のちに希望者用に靴を持ち運ぶビニール袋を設置)。

     

    待合室に無料のお茶とコーヒーを用意しましたが、利用者は数人であまり振るわず。混雑している中で気後れするようです。
    新建物にしてからは、2階待合室を徹底的にゆったりカフェ風にしてホシザキのティーサーバーを設置。これは概ね好評。

     

    混雑時に現在診察中の「待ち番号」を表示しました。手持ちの番号札と引き算するとあと何人待ちか分かる仕組みです。
    以前の「何も状況を知らされずに2時間待ち」よりは良いのですが、外出もできずイライラしながら狭い待合室で待つという状況は変わりませんでした。


    次に院外からネット経由で待ち順番が取れるようにしよう、そして院外から現在の順番とおよその待ち時間が分かり、順番の直前に来院してもらえばいいじゃないか、と考えました。

    ところがこれは失敗。順番だけ早めに取って順番には来院せず、遅れて来て他の患者さんの間に割り込むという人が頻出しました。しかもそれらの人の見せかけの順番待ち人数の多さで、ちゃんと待っている人には予想外の速さで順番が回ってくるためお呼びしても来院してない、かと思えばちゃんと待ってる人がそろそろ次かと待ちわびているところへ早い番号を持った遅刻の患者さんが次々と割り込んでくる、という大混乱となりました。患者さんに気後れしてルールを厳格にしなかったために却って迷惑を掛けることに。反省。

     

    次は時間帯予約と順番待ち予約の併用にしました。
    当初は30分当たりの予約数を画一的に決めていたため、混んで予約時間帯を過ぎてしまったり、順番待ちの患者さんを2時間近くお待たせしたり、逆に暇になってしまったりとトラブルもありましたが、職員で話し合ってトライアンドエラーを繰り返しました。
    施行3年目に入り、現在では混雑しそうな季節、時間帯、曜日、検査内容、天気、直前の予約状況などから各時間帯の予約人数を機動的に変更することにより、95%以上の予約患者さんを予約時間帯内に、そして順番待ち患者さんのほとんどを1時間待ち以内でお呼びすることができるようになりました。職員えらい!
    なんと患者アンケートで「他院ではなく当院を選ぶ理由」の圧倒的第1位が「予約システムが便利」というほど好評(ホントは医療内容が1位であってほしかったのですが…)。

     

    待合室に長編の漫画本を全巻、多種類揃えました(ONE PIECEとか)。長時間お待たせしていた時代は手に取ってもらえましたが、予約システムがうまく回るようになって待合室の滞在時間が減り、見向きもされず。代わりに雑誌と一話完結ものが増えていきました。
    プチエロが所以で一度は購読を止めたSPA!も復活。やっば男子は老いも若きもプチエロ待望です(キッパリ)。

     

    全面ガラス張りのお陰で夏の冷房の電気代がえらいことに。
    で、西日の方向に幅16メートルのゴーヤのグリーンカーテンを植えました。職員は育てるのがとっても楽しそう。

    でも夏の電気代は微減、それ以上に水道代が高騰したのでした。

     

    院内の各所に季節の飾りつけをしています。ひな祭り、七夕、クリスマスなどなど。職員はとっても楽しそう。

    患者さんへの影響は分かりませんが、職員が楽しそうなので良し。

     

    他にも検診や予防接種など数えきれないほどトライアンドエラーしてますが、ちょっと疲れたのでお風呂入ってSPA!読んで寝ます。

    これからもどんどん新しいことに挑戦するみやじま内科クリニックをお楽しみに。

     

    では皆さま、おやすみなさい。

    コメント
    コメントする